読書会で、石川啄木(1886-1912)の歌集『一握の砂』(1910)を読む。啄木24歳での、生前出版された唯一の歌集だ。全551首のうち、通勤電車の風景を詠んでいると思われる歌が三首ある。 こみ会へる電車の隅に/ちぢこまる/ゆふべゆふべの我のいとしさ いつ…
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