大井川通信

大井川あたりの事ども

神々

江戸の元号

江戸時代の元号は35個ある。 以前から順番に暗記しようと思っていて、近ごろようやく覚え始めた。それと同時に、これも前から構想していた、大井川歩きの中で江戸の元号のコンプリートを目指す、という新しい遊びを始めることにした。 大井川歩きの自主ル…

ミロク様

ヒラトモ様の鎮座する里山の中腹で、ミロク様の石の祠にお参りして、お酒を供える。 先代の住職は、年に一度お経をあげていたそうだから、おそらく仏教の弥勒菩薩と関係があって、だから村の鎮守に集められることもなく、山中に取り残されたのだろう。 祠に…

ヤドリギ

散歩の途中、遺跡公園の落葉樹の高い枝に、そこだけ丸く葉が残ったところがあるのに気づいた。直径50センチばかりの球状に黄色い葉が茂っている。 鳥の巣だろうか。後で知人が、ヤドリギだと教えてくれた。古代から神聖視され、人類学の古典『金枝篇』の金…

遥拝説発見!

「江戸っ子は、富士塚に登拝して、富士山登拝と同じ現世利益が得られると喜び、塚の頂上から富士山を遥拝した」『富士山文化』竹谷靱負より

ヒラトモ様

山上のヒラトモ様にお参りする。 平家物語の文庫本を開き、平知盛の最期の一節を、供養のために朗読した。 イノシシ猟の銃声が近づくのを聞きながら。

富士見公園

崖の上の小さな公園で、富士山に正対するようにベンチが置かれていた。 現代のシンプルな遥拝施設。

初庚申

勤め帰り1時間ばかり並んで、猿田彦神社にお参りした。 博多の古い町並みで戸口によく見かける、小さな猿面を授かる。 さる、だから災難が去る。 博多っ子の妻には、懐かしくも頼もしい門番となるはずだ。

富士塚

ビルの谷間の街中とは違って、郊外では、数メートルの盛り土の富士塚でも、はるかに富士が見通せる。 塚にまつった浅間神社の参拝だけでなく、富士山の遥拝が目的だったのでは、とふと思った。

クロスミ様

1年以上ぶりに、クロスミ様にお参りする。初詣になるので、梅酒の小瓶をおそなえして。 林道の途中で、初めてウソに出会った。黒い頭に鮮やかな朱色のマフラーを巻いたような、天神様のあの小鳥。 アトリの冬羽の雄や、アオジ、シロハラにも会えて、里山に…