大井川通信

大井川あたりの事ども

鳥たち

鳥たちの冬支度

今朝、通勤の道で、ジョウビタキのオスとメスがにらみ合っている場面に出合った。オスは、車道の隅にうずくまって動かない。メスの方が、さかんに場所を変えたり、近づいたりして挑発する。付近は、広い原っぱの空き地があるから、どちらも譲れないナワバリ…

渦巻けるカラスの群れ

先日、今年初めて、ミヤマガラスの群れを見た。かつて塩田のあった開けた農耕地を走る県道で、道路わきの電線にカラスがずらっと並んで止まり、田畑にも散らばってエサをあさっている。ただしミヤマガラスにしては小さな群れで、大群になると、カラスがぎっ…

ジョウビタキがやってきた

玄関を出ると、隣家の屋根の上から、「ヒッ、ヒッ、ヒッ」という声が聞こえてくる。鳥の聞きなしは微妙なものが多いが、こればかりは、「ヒッ、ヒッ、ヒッ」としか聞き取れない。その合間に、カタカタカタと小刻みにモノをたたくような音も聞こえる。 ジョウ…

サイクリングロードの雉

サイクリングロードの片側の水路の上を、時々、グリーンの背を輝かせてまっすぐにカワセミが飛ぶ。年配の人が、カメラでそれをねらっている。道の反対側は深い森なのだが、ふと見ると、足元の草の上に大きな鳥がへたり込んでいるので、ギョッとした。 まだら…

ため池のカイツブリ(おまけ)

少し前に、NHKの人気番組で、東京井之頭公園のカイツブリの生態が紹介されていた。巣作りも、子育ても、縄張り争いも、ヒナの飛ぶ練習もアップで撮られて、遠目では気づかない表情やしぐさまでわかって面白かった。井之頭公園では、ギャラリーが集まってカメ…

ため池のカイツブリ(その3)

ため池の底に一羽取り残されたカイツブリのヒナは、翌日もまだ水たまりにぽつんと浮かんでいた。浅瀬に首を伸ばして、くちばしで何かをすくい取るようにして泳いでいる。双眼鏡でのぞくと、オタマジャクシがうようよいる。元気そうなので、ひとまず安心した…

ため池のカイツブリ(その2)

久しぶりの大雨で、水抜きされたため池の底の水たまりも、倍くらいの大きさに広がって安心した。しかし二日もすると、もとの大きさに戻ってしまう。さらには、小さいながらも楽しい我が家というふうに水たまりの真ん中に浮かんで、エサ取りの潜水をくりかえ…

ため池のカイツブリ

数日前からため池の水がみるみる少なくなり、もう真ん中付近に大きな水たまりが残っているだけになった。カイツブリの夫婦の姿は見えなくなったが、今年生まれたヒナ4羽は、日に日に小さくなる水面にポツンと取り残されている。カイツブリは成鳥でも飛ぶの…

コジュケイ

大井川周辺でも、里山から、チョットコイ、チョットコイ、という大きな声を聞くことがある。 新しい職場は、広い松林に囲まれているから、いつも賑やかなガビチョウに混じって、ひときわ大きなコジュケイの声を耳にするのだが、ヤブから出ないコジュケイがど…

大井川のオスプレイ(ミサゴ)

トビをふつうに見かける川沿いで、それとは違う白い鷹を見つけたのは、だいぶ以前のことだ。鷹は、河口近くの川面に獲物を見つけると、姿勢をかえて急降下し、波しぶきを立てて魚をつかみとっていた。大きめのコートをはおったようなトビよりもスマートで、…

イワツバメ乱舞

国道の高架下の暗がりを車で通り抜けるとき、ツバメの群れが自由自在に飛び回る姿が目に止まった。 近くでみたら、腰に白い帯が目立って、尾羽の短いイワツバメだろう。 彼らの巣は、川をまたぐコンクリート橋梁の下面でよく見かける。 本家のツバメより数週…

カササギのタクト

佐賀平野を住処とするカササギが、確か10年くらい前から、僕の家の近所でも見かけるようになり、今ではすっかり当たり前の鳥になった。ただし、黒白の扇が優雅に舞うような気品のある姿には、どこで出会っても見入ってしまう。朝自宅の玄関の、葉が落ちて…

電柱のノスリ

バス停脇の電柱の上に、一見、電線の設備の一部みたいに白っぽい大きな鳥がじっと止まっている。尾が短くダルマのように丸い鷹、ノスリだ。以前、ダムの上空で凧のようにホバリングしたり、森の樹上に止まる姿は見ていたが、人家の近くは初めてだ。人や車を…

カワラヒワ

高い木の枝のてっぺんで、春の気配に弱くさえずるカワラヒワを見つける。スズメみたいな小さなシルエットだけど、日差しを受けて、意外なほど鮮やかなグリーン。

都会のシロハラ 田舎のシロハラ

田舎に住むシロハラは、とても用心深い。人影を見つけた途端、一直線に飛び去ってしまう。かつて、ツグミとともに猟の対象だったなごりだろうか。人波が絶えない都会の公園で、歩道わきで平然と餌をついばむシロハラを見て、驚いたことがある。冬に渡って来…

ハクセキレイ

歩道の脇の空き地で、妻の投げるお菓子のかけらをトコトコ走り回ってひろっていた。河原などに住み、長い尾羽を上下に振り続ける姿から、イシタタキと呼ばれた彼ら。街中のアスファルトの上を好むのはわかるが、この人懐っこさはどこから来ているのだろう?

シロハラ

職場の窓の外の林で、暗灰色のシロハラがしきりに落ち葉をひっくり返して、餌を探している。正面を向くと、暗がりの中で、腹の白さが妙に目立つ瞬間がある。 なるほどシロハラだな、と和名の由来に感心した。

青い鳥三羽

シモノハラ池のふちで、ルリビタキを見つける。頭も羽もちょっとくすんだような青だが、脇のオレンジ色と、白い眉がかわいい。 小川の水面ギリギリをカワセミが真っ直ぐに飛ぶ。背中の縦の青いラインを日に輝かせて。 遠くの民家の屋根で、イソヒヨドリが庭…

アトリ

ゴマみたいな群れが枯れ田から飛び立って、うねるように左右に舞ってから、ウサ塚の木々に戻った。 橙色の胸、白い腹、黒と灰色の頭と背。 スズメかと思って双眼鏡をのぞくと、大陸からの訪問団アトリだ。

揚げ雲雀

あぜ道ではヒバリの高鳴き。あちこち梅もほころぶ。 そんな生命の胎動を報告すると、Hさんは顔をしかめた。 また、働かなくちゃいけない季節がやってきた、と。

コゲラ

たくさんの甕棺を出土した遺跡公園で、コゲラが小さな頭を振り乱して、葉の落ちた木の幹をつついていた。

ウグイス

ジュッ ジュッ ジュッ 昼休みに、笹薮でせわしなく動くウグイスを見かける。 くすんだ薄い緑の羽。目元の黒いラインはりりしい。

ミヤマホオジロ

神社の崖下の草むらに、ミヤマホオジロが来ている。 スズメのような地味な身体に、派手な黄色いマスクをかぶって。 真っ黒なサングラスに、逆立てた髪。 小鳥レスラーのマスクマン。