大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(欠陥住宅)

自宅を建て直したのだろうか、外観も内装も見違えるようだ。しかし、いざ暮らし始めると、隣家の奥さんが、いつの間にか室内で探し物をしている。よく見ると、建物の一面が隣家とつながっていて、壁がない。ケースみたいなものを積み重ねて、仕切りにしてあるが、隙間から自由に出入りできる。一番困るのは、そこに設置された小さなユニット型のトイレのビニールの壁が薄く、隣家のキッチンから丸見えなことだ。

住宅業者が、建設費用を節約するために、隣家とつなげて建てたに違いない。僕は怒って、担当者に契約の解除を申し出た。すると、彼が、隣県(確か埼玉県と言っていた)になるが、ちゃんとした一戸建てを同じ価格で提供できると言う。僕はすっかり乗り気になって、妻と新居を見に行こうとする。

すると、急に不安になった。子どもたちには、この土地がふるさとだ。他県で就職している長男は、帰省して家がなかったらどう思うだろうか。そもそも次男は、新居から今の勤務先に通えるのだろうか、と考え始めたところで、目が覚めた。

(2018.6.24)