大井川通信

大井川あたりの事ども

俳句を投稿する

怠け者の僕は、毎日のチェックリストをつけて自己管理を試みている。読書でいえば、評論、小説(漫画)、現代詩、短歌・俳句という欄があるのだけれども、どれも気を抜くと一週間くらい平気で無印のまま過ぎてしまう。どうにかしなければ。

現代詩は、今週の詩人、あるいは詩集を決めたらどうか。とにかく一週間、その詩人の詩集を持って歩く。週が終わった時点で、とにかく交代。これなら生真面目に読み通そうとして、心が折れることがなさそうだ。さっそくやってみよう。まずは荒川洋治あたりから。

短詩の方は、新聞を利用することを思いついた。俳壇・歌壇のページは、何十年も新聞を読んできて、自慢ではないが読んだことがない。去年くらいから時々、紙面を切り抜いておいて、短歌、俳句それぞれのベストスリーを選ぶようにしてみた。

現代詩もそうだったが、作者のクセの強い詩作品は、こちらから採点するという主体性をもたないと、自分なりに詩心を磨いて、作品を楽しむことにならないようだ。それで歌壇・俳壇欄が面白くなった。せっかく取っている新聞の有効利用という点でもこれはいい。

作品の傾向や自分の好き嫌いがわかってくると、自分でも作りたくなる。それで、数日前、人生で初めて俳句を投稿してみた。できれば、短歌、俳句とも定期的に投稿するようにして、ライフワークである地元歩きでの表現のツールを増やしてみたいと思う。

怠け者のうえに三日坊主の自分にはさんざん手を焼いてきたが、なんとなくこの方法ならいけそうな気がする。そういう気がするだけかもしれないが。