大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(関西家族旅行)

家族がどこかに連れていけというので、新幹線で大阪に行くことにする。途中で倉敷にいる息子にも会えるかもしれない。大阪駅に着くと、近くに球場があるので、今から今日の試合のチケットが買えるかと聞くと、切符切りの男が、外野席なら買えないことはおまへん、という。今野球人気は盛り返してると得意げにいうが、球場なのに内外野とも桟敷席の狭い芝居小屋みたいだ。

チケットが取れたことに満足して、これから新幹線で戻って、車でまた来るつもりになったが、夢の中でもさすがにその無理に気づく。

試合まで、京都見物をしよう。ということで、突然、京都のはずれみたいなところに家族でいる。古道具屋のような店で、子どもとはいったん別れるが、土地鑑のない子どもには単独行動は無理のようで、携帯で連絡をとって戻ってくる。僕は、古道具屋で古い花札を手にとってみるが、買わない。

京都の中心地に向かって、家族で歩く。細い道はなだらかに下っていて、道の片側に赤く塗られた五重塔らが次々に現れるが、少し芝居の書き割めいているし、よく見たくとも坂道で足をとめることができない。

祇園とかのにぎやかな街で食事でもして、そのあと球場に行けば、家族も満足するだろう、などと考えているうちに目が覚めた。