大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(悪夢)

近頃はめったにお酒を飲まないが、飲むとかえって眠りが浅くて、寝付けなかったり、朝早く目覚めたりする。体質にあってないのだろう。そういうときは、断片的な夢をいくつも続けてみる。お酒を飲まなくても、体調が悪くて眠りが浅い時には、夢をみがちであることに気づく。そんなときの夢、また夢。

突然、転勤が決まる。次の職場での引き継ぎの日時の連絡を受けたけれども、その約束を、なぜかすっぽかしてしまう。なんていいわけをすればいいのか、絶望的だ。次の仕事は経験も少なく、まして引継ぎをまともに受けずにつとまるはずはない。考えてみれば、今の仕事もやりっぱなしになっていて、後任に引継ぎができる状態ではない。整理をしておく時間はいくらでもあったのに。前門の虎、後門の狼だ。にっちもさっちもいかない。すると、夢がすこしづつさめていく。よかった。転勤なんてなかったのだ。でも、まだ、半信半疑。

階段教室のような部屋のたくさんの机のうえに、自分の洗濯物を一つ一つ並べている。そんな風にして、洗濯物を乾かしているようだ。まだ、乾いていないけれど、突然、ビニール袋に詰込んで、出発することになる。満員電車の中で、そのビニールの包み二つを置き忘れてしまう。やれやれ。終着駅に連絡して、取りに行くとしても大変な手間になる。ようやく実家の近くに戻ってくる。姉や母親の姿が見える。