大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(季節風)

某地方で、季節風の吹き方に変化が現れているのだという。地図で確認すると、四国の瀬戸内海に面したあたりだ。その土地特有の、ある時期に一定期間強く吹く〇〇風が、今年はわずか一日で弱くなっている。

僕の勤務先の事務所から、僕を含め三人が出張することになった。しかし、出張の目的がはっきりしない。気象の専門家ではないから、調査で役に立つわけではない。季節風を利用した農作物があるから、それが吹かないと被害が生じる。その復興支援だろう、ということで落ち着く。

最初に出発した職員は、有名タレントのKだった。実家がその地方の農家なので、状況を把握するのはもってこいだろう。作業着をきた彼は、地元でも特別扱いされずにまるでじゃけんに扱われている。

次の出発予定は僕だった。現地事務所に連絡すると、セロテープがなくて困っているという。自分の事務所には、段ボールひと箱分の、古くて変色したようなセロテープの在庫がある。僕はそれをひとつかみリュックにつめた。