大井川通信

大井川あたりの事ども

ブログ的思考

ブログを書き始めて9か月ほど経ってから、毎日の記事を(多少おくれながらも)かならず書くようになった。それからもう3年目に入っている。

毎日書くと、どうしても下手な記事も交じってしまう。しかし、間隔を開けたところで、つまらない記事を書いてしまうのは同じだろう。毎日書くことで、無理やり書いたテーマの文章が、思いがけず良いものになるというチャンスは少しは広がる。

毎日書くということと、自分の生活を起点にした作文であるということで、およそ他の人が続けて読んで面白いものにはならない。だから、読者を増やすための努力は、その手続きにうといこともあって、まったくやってこなかった。

それでも、ブログを書くということは独特の緊張感がある。僕が書くような記事はほとんど読まれることはないのだが、どうしたわけか長期間、検索にヒットして読み継がれる記事がごくまれにでてくる。

そういう記事はたしかに自分でも力を入れて書いたものには違いないが、力を込めて書いても一顧だにされないケースがほとんどなのだ。だからといって、投げやりに書いた文章が大勢の目に触れてしまってはたまらない。

このため、どの文章にも、最低限度の筋目を通そうという意識が強くはたらく。本やノートの中に書かれた文章は、少し時間がたてば紙の束の中に埋もれていく印象だが、ブログの文章は一つ一つが外界に直にさらされている感じなのだ。

今日で、通算の記事が1000本に到達する。

  

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