大井川通信

大井川あたりの事ども

夜ごと少女のようにムジナが手記をしたためる(貉の生態研究②)

【妄想による通信】

まずは歩きながら観察したものや体験した出来事などを、大井川通信という短いレポートにまとめて、遠方の知人あてにせっせと郵送することにした。すると、土地にはりつくように歩いている自分の姿を、いくらかでも客観視できるようになった。と同時に、地元の様々な事物をネタにした連想と妄想が、夜ごとにふくれあがっていく。

 

※手紙版「大井川通信」は、2014年2月に第1信を発行して、2017年8月の第32信までで、とりあえず中断。発行部数は一部からはじまって、多くても数部だった。2017年1月から無計画に始めたブログ版が引き継いでいる。