このブログに目を通してくれている知人と話していたら、「こんな夢をみた」のシリーズがひどくつまらない、という話がでた。
他人の夢の話がここまで面白くないとは。題名をみただけで、スルーしている。等々。
申し訳ありません。しかし指摘されて、なるほどと思った。このシリーズは夢日記であって、僕が見た夢の単なる記録である。夢とはなんなのか、いつかはわかりたいと思っているから、そのための資料と思って記録している。だから、他の人が読んで意味が通ったり、少しは面白くなるような脚色や演出は、意識的には加えていなかった。
さらにいうと、僕の見る夢自体が、もともとあまり面白いものではない、という問題がある。明確なストーリーをもたない断片が多く、そもそもあまり夢をみないから、自分にとって希少価値があるのかもしれない。
この夢の記録のシリーズ以外の記事は、どんな不出来なものでも、読み手のことを考えて文章を作っている。その気持ちがあるかないかが、はっきりと文章に出てしまうのだろう。
重ね重ね、申し訳ない。将来的に、この無味乾燥な資料群をもとに、面白い夢論を書くのがせめてもの罪滅ぼしになるだろうか。いやならないか。