大井川通信

大井川あたりの事ども

10年日記の効用

小学校の2年くらいから中学生の頃まで、父親に言われて日記をつけていた。初めのうちは親が点検していたから、小学生の内は毎日つけてある。中学の後半はもう書かなくなっていた。その後、社会人になってからも時々日記をつけようと思い立つが、2月か3月まで続けるのがせいぜい。3年連続日記を思い切って試してみても、結果は同じだった。

そんな僕が、50歳を過ぎてから始めた10年連続日記を毎年書きとおし、今年でとうとう最後の年にこぎつけるとは、思いもしなかった。人生何がおこるかわからない。

この日記は、特定の日付を割り振った一頁が3行ずつの10個の欄に分けられている。一番上が2012年で、一番下が2021年だ。書くのは3行だけだから、あとから手帳を見てまとめてつけることもできる。二年目以降になると、以前の記録を振り返る楽しみもある。

今年は、9年分の日記(自分の50代の日々)を毎日振り返りながら、毎日を記録しよう。