友人の家に遊びに行き、部屋で本を読んでいると、いつのまにか友人が近くに立って恐ろしい形相で見下ろしている。なんとか彼の手をすり抜けて部屋の外に逃れると、夜なのにどの部屋も明かりが消してあるので、手あたりしだい電灯をつけて回る。
そこにたまたま来客があってきたので、友人がはしゃいだ様子で相手をしはじめたから、そのすきに家をでて夜の道を急いだ。
振り返ると、電灯に照らされて、足を引きずりながら追いかけてくる友人のシルエットが見える。
途中、明るい居酒屋のような店があったので、あわてて駆け込んだ。席について、料理を注文したのだが、店のガラス窓に恐ろしい友人の姿が現れるのではないかと気が気でなかった。
※これが今年の初夢だというのはどんなものか。