大井川通信

大井川あたりの事ども

めまいの近況(眩暈その2)

めまいはしばらくなかったと思っていたけれども、ざっと日記を見返すと、昨年の正月に(2020年1月4、5日)に軽めの発作が出ている。軽い場合だとあまり記憶に残らない。

その前であれば、さらに2年間さかのぼって、2018年の2月3日に強い発作が出て、朝から昼前まで家で寝ていた。この時は、その前の月に血圧の薬の増量を行っている。主治医に電話をして、了解をとって薬を元に戻したのだが、そのあと発作は出ていない。

実は今回も、先月から、血圧の薬の種類を増やしている。それでピンときて主治医に連絡してとりあえず薬を戻すことにした。その薬の副作用には、めまいの症状もあるのだそうだ。しろうと考えでも、めまいの薬は、三半規管の血流の改善を図るのが目的だった気がするので、血圧の低下はあきらかに血流を悪くするから逆効果である気がする。

2017年の秋には、かなりしつこいめまいの発作が続いて苦しめられた。10月31日に職場で強い発作に襲われて横になって耐える。そのあと11月6日にも軽い発作があり、耳鼻科にいって薬をもらう。メニエル類似の症状という診断を受けて、たしか以前に処方してもらったのと同じ薬が出されたと思う。ゼリー状の不味い薬だ。

ところが11月8日にも強い発作があり、その後11月10日、12日、15日、17日と軽い症状が出て、18日、21日と寝込むような発作が出た。明らかに薬が効いていないし、むしろ悪化させている。22日に再度耳鼻科に行くと、メニエルではなく、ウイルス性のものではないかという診断で薬を変える。たしかに、この間日記には、風邪の症状の記述もあるし、めまいがこんなふうに続いたこともない。医者の見立てが正しかったのか、このあとめまいは治まる。