定年後にむけて暮らしをダウンサイジングしないといけない。これは昨夏以来、ある程度すすめてきた。新聞購読をやめ、ほとんどの保険をやめた。しかし、スマホなど通信費の見直しについては、その経費の大きさから重要な課題であるにもかかわらず、今にいたるまで手をつけられないでいた。
スマホがよくわからないからだ。
スマホを持つようになってだいぶ経つが、まずその性能が分からずに、ほとんど使いこなせていない。アプリなど自分で入れたことはないし、ラインすらしたことがない。契約内容もよくわからない。だから更新の手続きで携帯ショップにいくのが恐怖となる。
それで、コロナ禍をいいことに、何年もスマホの更新手続きを引き延ばしている。通常の更新さえ億劫なのに、これを格安スマホにかえるなんて、どうしたらいいのか手がかりゼロだ。
そしてとうとう、思い切ってショップに予約を入れ、家族3人で店頭で三時間くらいかかって、機種の変更と格安スマホの契約にこぎつけた。次男の分は契約に工夫をして、最新のアイフォンを購入したが、老夫婦の分はかなり安価なアンドロイドに変更する。
妻の評判はすこぶる悪いが、生活の全ての面でのダウンサイジングは不可欠だからと説得。ともあれ、ホッとする。
