昨年の秋から遅れ勝ちだったブログが、ようやく実際の日付に追いつくことができた。この間は、資格試験の勉強や、定年前の雑事や動揺もあって、半月以上遅れることもあった。
何も連続更新にこだわる必要はない。僕の自己満足以外気にしている人などいないのだから、と間を空けることに気持ちが傾きかけたが、4年半以上続けていることを中断するのは気が咎める。
それだけでなく、日々小さな文章をまとめることで、かろうじて自分の精神活動を維持している、自分の居場所を守っている、という気がしている。一定のルールに従い、自分をタガにはめることで、かろうじてシャンとなる自分がいる。
絞り出すことでしか、本当の僕自身に会えない感じがある。ビガーやジェミニのことなど、他の人からすればどうでもいいことに違いない。しかし僕にはどうしても書いておきたい、いや書いておかなければならないことだったのだ。実際に書くことではじめてそれに気づく。
書くこと。読むこと。歩くこと。そして働くこと。新しい生活で、ばらばらだったそれらが、ようやく同じリズムをもって響き合うようになった気がする。
