大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(観覧車と大竜巻)

夢は、いくつかのエピソードの羅列というのが真相に近いだろう。目覚めた瞬間に、直近のいくつかのエピソードを思い出して、それに無理にストーリーをつけようとする。多少無理があっても、偶然ストーリーとして筋が通ったときに、夢としてはっきり印象付けられて、それが記憶に残るようになる。ブログに記録するのもそんな夢だ。

うまく一つのストーリーとしてイメージを結ばない場合でも、ある一つの場面だけが突出して記憶に残る場合がある。今回は、そんなワンシーンを、別々の日に見た夢から二つ拾いだしたい。

一つ目は、観覧車に乗っている場面。足元がなくなる感じが本当に怖くて、乗ったことに心底後悔して目をつむっている。ふと目を開けると、観覧車のカゴが、丘の中断ぐらいのところでいったん観覧車から外れ、丘の上をぐるりと走って、また観覧車に戻るという仕組みになっていることに気づく。これは面白い。この場面だけは目を開けていればよかったと後悔する。

二つ目は、大竜巻。よくあるパターンだが、体内地図的には、生まれ育った街にある実家の一室であることは間違いない。ただ建物の感じは別で、もっと広く、顔見知りはいないが職場の同僚らしき人たちと一緒にいる。

家の外ではゴウゴウという音が響いて強風が吹いているようだ。僕は心配して、網戸越しに隣の空き地(そこは僕が子どもの頃には家が建ったはずなのだが)の上空を見上げる。するとそこに大きな竜巻が一本足を不安定に下ろすようにして近づいてくる。幸いこちらには向かわずに、空き地の上空を通り過ぎようとする時だった。不意に竜巻は方向を変えて、我が家の真上にさしかかった・・・