大井川通信

大井川あたりの事ども

2023年新春に2023本目の記事

今回が、2023本目の記事。ちょうど西暦の年数と同じ数になった。感慨深い。

1000本目の記事を書いた時も、ようやくたどり着いたという達成感があったが、それ以来だ。記事の一本を一年と見立てれば、紀元以来の人類の歴史のボリュームを疑似体験できるような分量だと勝手に楽しんでいる。

日記や日録と考えれば書き続けれることは難しくないのだが、日々の記録という側面を大切にしながらも、自分なりの「発見」や「納得」を刻んだ記事にすることを心掛けている。自分以外の読み手に対して、多少とも刺さることを目指す「ネタ」を書いているつもりなのだ。大半は、すべってしまうとはいえ。

言葉のガラクタの山を積み上げる中に、多少とも輝きのあるネタの原石を探し出すこと。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、が凡庸な自分のただ一つの方法論だ。

毎日書くためには、なけなしの手持ちのカードを探り続けないといけない。忘れてしまいがちなジャンルを追いかけて、息長く考え続けることができるのも大きなメリットだ。その中で、新しい小テーマを見つけたりすることもある。

「詩歌」や「建築」や「演劇」などのもともと興味あるジャンルをほったらかしにせずにすんでいるのもこのブログのおかげだし、例えば「目羅博士」の対決ネタなども、楽しみつつ書いている。事件(現場)へのこだわりなど、書き続けることで自己省察を深めることができたケースもある。

さて、次の目標は3000本だろうか。