大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(二人乗り)

国立駅で電車を降りて、夜の街に出たところで、知り合いが自転車で家の近くまで送ってくれることになった。夜の駅前ロータリーには、車も人も少なく閑散としている。

二人乗りは後ろの荷台に座るのではなく、前のカゴに腰かけるような変な乗り方だった。大学通りは街灯もまばらで、前がまっくらで危ない。ふと、僕は自分の足が自転車のライトをさえぎっていることに気づく。股を大きく開いたら、ライトが前方を照らしていくらか明るくなってほっとした。

知り合いの家は、大学通りの西側で僕の家とは反対側だったから、交差点で自転車から降りて、彼とは別れて住宅街の中の一本道を一人で歩く。すると、相変わらずとても暗い道の先がぼおっと明るく、そこだけ輝いて見える。僕はイベントのことを思い出し、とっさに別れた知り合いに声をかけようかと思ったが、もう無理だと気づいた。

住宅街のその一角だけが、小さな広場になってお店が並び、大勢の人でにぎわっている。ビアホールのようだ。僕は当たり前のようにそこに寄ると、椅子に腰かけて何かを注文した。飲み物だったのだろうか。そうではなく、僕は古い本を何冊か手渡されたような記憶があるが、はっきりとは思い出せない。

※夜のイベント広場の場所は、実際の街でいうと、パン屋の八興社のあるあたりだった。もちろん、かつても今もそこにそんなものがあったことはない。