大井川通信

大井川あたりの事ども

2023-08-26から1日間の記事一覧

『親鸞の仏教史観』 曽我量深 1935

高橋一郎師のエッセイを読むと、何度か曽我量深(1875-1971)のもとを訪ねている。曽我量深といえば、若くして清沢満之の弟子となり、浄土真宗の宗門ではとても尊敬されている碩学であることは、時々聞法の場に顔を出すくらいの僕でも知っているところだ。 …