大井川通信

大井川あたりの事ども

読書会・サークル

ビブバトサークル読書会の報告

ビブリオバトルサークルのメンバー4人でのオンライン読書会。4回目となる。隔月開催を原則としてスタートしたが、結局年間4冊までとなった。まずまずの成績だろう。メンバーは街づくりに関心のあるボランティアや市民活動に熱心な人たちだ。還暦過ぎの僕以…

ゴロリに相談する

読書会の二次会で、金光教研究のことを詩人で大学教授のゴロリに相談する。参加者が僕を含めて3人しかいなかったので、相談を持ち掛けやすかった。 ゴロリは、京都大学を卒業後、NHKに就職した。番組制作などにかかわったが、退職。東大の大学院で英文学を学…

どうあげ先生に相談する

どうあげ先生に電話をして吉塚駅前で会う。そのことを記事にしていいかどうか迷ったが、ブログ内を検索すると、わずか半年前にどうあげ先生についてかなり踏み込んで書いている。記憶はいい加減なものだ。 用件はこうだ。金光教についてより広い視野で考えて…

国東半島の電波少年

吉田さんとの勉強会「宮司の会」も今回で60回。コロナ禍等で出来なかった何回かをのぞけば毎月実施しているから、ほぼ5年続けたことになる。 2005年から始めた安部さんとの「9月の会」が、57回続いたので、それを越えることをぼんやり目標にしていたところ…

サークルあれこれ(番外編:教育研究会)

記事が遅れがちになり、東京旅行もはさむことから、ある程度回数を稼げるテーマとして苦し紛れに「勉強会・読書会・サークル」シリーズを書き始めたのだが、自分の学びを振り返るよい機会となった。ちょうど新年度から、自分の学びを更新し、ブーストをかけ…

サークルあれこれ(番外編:哲学講読会)

かつてあった哲学の勉強会の話。 今から10年以上前、数年間(2014~2016)にわたってとびとびで地元の哲学カフェに通った。今人気の哲学風議論のカフェではなくて、哲学書の翻訳文を月二回地道に読んでいく会だった。主催は、在野の哲学者にして市民運動家の…

サークルあれこれ(その7 聞法道場)

地元の街で開かれている浄土真宗の門法道場と出会ったのも、今となってはとても貴重な偶然だったと思う。当時僕は、今村先生の導きで浄土真宗大谷派の清沢満之を読むようになってはいたが、刊行されたばかりの全集を持て余しているところもあった。 それで、…

サークルあれこれ(その6 宗教勉強会)

昨年夏から、金光教の行橋教会に通い始めた。毎月中旬に一回と決めているが、月二回となるときもある。井手先生はその都度拝礼をしてくださるが、今のところ参拝が目的ではなく、金光教を中心とする宗教、思想について話をするのが目的となっている。 僕の方…

サークルあれこれ(その5 ビブリオバトルクラブ)

地元でビブリオバトル大会を開くための団体。公的な補助金を受けて活動資金に充てているが、メンバー4人の活動は完全なボランティアだ。僕は数年間ビブリオバトルの参加者としてかかわって、声がかかり昨年から正式メンバーになった。 読書会や勉強会は、単…

サークルあれこれ(その4 小説読書会M)

2017年の10月に、北九州市の小倉の文学サロン(商店街の中の公的なスペース)で開催されている読書会に顔を出してみた。文学サロンの設立に学生時代の長男がかかわっていたので、どんな場所か確かめてみたいという思いもあったのかもしれない。 ただ、読書会…

サークルあれこれ(その3 MMA的勉強会M)

MMAとは、mixed martial arts の略称で「総合格闘技」のこと。打撃や投技、関節技など様々な技術を駆使して戦う格闘技で、名称も競技としての歴史も比較的新しい。日本では「異種格闘技」の方が耳になじみがあって、比喩としても通りやすいだろう。、この…

サークルあれこれ(その2 思想系読書会R)

日本の風土で哲学思想(というより論理)を語り合うことの困難を骨身にしみて考え続けることのできた読書会。30年にわたってつかずはなれずの関係をつづけたおかげで、いろいろな課題を見つけることができた。そのことはいくつかの記事に書いてきた。 今まで…

サークルあれこれ(その1 詩歌読書会K)

僕は月に一回、詩歌を読む読書会に参加している。初回が萩原朔太郎の『月に吠える』で2019年6月30日だったから、それ以来6年近くになる。事情があって行けない時もあるから実際の参加率は、三分の二くらいかもしれない。 主宰の神保さんは古書店を兼ねたブッ…

どうあげ先生と議論する

吉塚駅前のシアトルズベストコーヒーで、どうあげ先生と待ち合わせる。どうあげ先生は、もう10年以上のつきあいになる思想系の読書会仲間だが、この一年くらいは会をお休みしているから、ひさしぶりに話をすることになる。「どうあげ」は実は僕のつけたあだ…

読書会であらためて考えたこと

読書会は、社会人になって以降、僕が物事を考える上での主戦場だった。とてもゆっくりと時間をかけてだけれども、大切な学びがあった。 僕は、長く哲学、批評の本をあつかう読書会に参加してきたが、そこで痛感してきたのは、とにかく話がかみ合わない、とい…

極私的読書会体験記 -〇〇読書会100回を記念して- 2010.10.22作成

【前史としての80年代】 80年に大学に入学した僕は、現代思想ブーム、ポストモダンブームの影響を直接受けた世代だった。在学中は現代思想の論者として知られた今村仁司さんのゼミにもぐったり、社会人となった後も、80年代末には、柄谷行人の講演に足…

思想系読書会を振り返る

昨年の1月に報告して以来、久しぶりに読書会のレポーターを引き受けた。僕が参加しているなかでも、一番歴史のある思想系の読書会だ。30年近く断続的に参加しているが、うまくいかずに満足できないことが多く、そのために大いに悩み、工夫を凝らしてもきた。…

宮司の会4周年

友人の吉田さんと始めた月例の勉強会が、この年末でまる4年になった。毎月開催を遵守していれば49回目のはずだが、第46回となっているのは、途中コロナ等で3回抜けているからだろう。 吉田さんが安部論のメモを作ってきてくれたのは、前回追悼本の計画を話…

ある読書会の精神史

30年近く通っている読書会がある。冷戦が崩壊し、バブルが崩壊したあとに始まって、失われた30年と平成時代に重なる期間であり、40代で血気盛んだった頃から読書会を引っ張ってきた主宰者も70代を迎え、会として一区切りをつけたいという話を内々に聞い…

ビブリオバトル再考

もう一か月以上前になるが、地元のビブリオバトルでバトラー(プレゼンター)として参加した。オンラインではなく人前で本の紹介をするのは、コロナの影響で、二年半ぶりになる。初めてチャンプ本(バトラーの紹介した本の中で参加者全員の投票で決められた…

「9月の会」をまとめる

吉田さんとの月例の勉強会の資料を作っている時、ふと、前身の「9月の会」の開催一覧表を完成させようと思った。50回までのリストが作ってあったので、それをあと7回分付け足して、レイアウトを整えA4一枚の表にして印刷しただけだが、それでも一つけじめを…

勉強会3周年と転校生の話

友人の吉田さんと3年前の12月に始めた勉強会が丸三年を迎えた。コロナ禍の入院でやむなく開けなかった2回をのぞいては皆勤で、今回が35回目にあたる。 僕は例の通り、ブログから三本の記事をまとめて「馬と機関車」と題して話をする。吉田さんは、仕事がらみ…

ハツカネズミたちの夢の行方

スタインベックの『ハツカネズミと人間』のオンライン読書会に参加して、思うところがあった。評論系の読書会だと、自分の読みが他の参加者と全く違うなんてことは当たり前だが、小説系だとそこまでのことはない。 日本人は、理論を語ると自分勝手な方向に行…

読書会の風景

コロナ肺炎のゴタゴタで3か月間休んでいた読書会に、久しぶりに参加する。こういう時は、オンライン開催での敷居の低さはありがたい。ただ間が空いたためか自分の発言は要領を得なくて、冗談も滑りがちだった。 一年以上ぶりに顔を合わせる年配のメンバーが…

読書会のあと深夜の街を爆走する

昔、20代の頃、東京郊外で塾教師をしていた時、夜遅く仕事が終わってから、講師仲間で湘南の海までドライブしたことがある。僕は行かなかったけれど、日本海を見ようと北陸まで出かけた仲間もいる。みんな若かった。 時と所が変わって、博多の街。読書会の仲…

読書会の作法

僕が毎月参加している読書会では、参加者は事前に課題図書を読んで、課題レポートを提出しないといけない。今回の課題の中に、身近な事柄をユーモラスに描くというものがあったので、主宰の人となりの魅力について書いてみた。 今は読書会もブームとなってい…

オンライン読書会に参加してみた

ミーティング用アプリZoomを使った読書会に参加。最初は、音声を出すのにとまどったり、画面の使い方が良くわからかったりしてあせったが、慣れてしまうと難しいものではなさそうだった。 カメラで画像がとられているとはいえ、当然だが死角はいっぱいあって…

作文的思考と読書会芸人

読書会というものがなかったら、僕の作文の量はかなり減っていたのだと思う。長い人生の中で、途切れることなく自分の作文を書き続けることができたのは、少数の友人・知人たちとの読書会や勉強会のおかげだ。 その淵源は、学生時代にさかのぼる。当時、学生…

ビブリオバトル初参戦

地元のグループが主催するビブリオバトルの講座に初参加して、気づいたことをいくつか。やはり、この方法は、読書についての経験も趣味嗜好もさまざまな人たちを、横一線に同じ場所に立たせるという点ですぐれたものだと思う。 読書好きというのは、ともすれ…

ビブリオバトルに行ってみた

知的書評合戦といわれるビブリオバトルに初参加した。たまたま出かけた地元の図書館でやっていたので、飛び入りで観戦してみたのだが、観戦者はだいたい20人ほど。 バトラー(本を紹介する人)は5人で、全員の発表のあとにチャンプ本を投票で決める。発表の…