大井川通信

大井川あたりの事ども

サブカル

ショッピングモールの駐車場で競馬中継を見る

この季節はたいてい日曜の午後には、G1レースの競馬中継がある。そのために家に戻ることもあるが、今はテレビアンテナの故障で地上波を見ることができないから、BS放送の視聴では魅力が劣る。それなら車のテレビで地上波の中継を見た方がいい。 先週も今…

装甲騎兵ボトムズと再会する

自動車の免許を取ったのは大学の4年、就職が決まった後だった。中央線から見える東小金井の尾久自動車教習所に通った。中央線も高架になり、かつての田舎駅たちも立派な駅ビルとなって沿線風景も一変してしまったが、教習所は昔通りの練習コースと建物の姿…

馬券を当てる?

春の競馬シーズンまでは日にちがあるが、それでも重賞クラスのレースは関心を持ってみている。この時期には短期免許で新しい外国人ジョッキー短期免許で来日するから、その騎乗ぶりも楽しみ。 昨年の注目株はカザフスタン出身のムルザバエフジョッキーだった…

久しぶりに映画を観る

映画を観たといっても映画館ではなく、美術館の一室での上映だった。 北九州の青山真治映画祭のプログラムで『路地へ 中上健次の残したフイルム』(青山真治監督 2000年 64分)を観る。パンフの紹介文には、「『音楽を作るように映画を作る』と言った青山真…

BAND-MAID vs. イクイノックス vs. 虚弱体質

旅行の予定日が近づいても、いっこうに風邪がよくならない。二日ほど出発を遅らせて回復を待ったが、もともと風邪をこじらせてしまう体質だし、家族の症状を見てもながびきそうだ。遅らせた予定日の前日にあきらめて、12月中旬の帰省に変更した。 BAND-MAID…

BAND-MAID vs. イクイノックス

今月26日のBAND-MAID の横浜アリーナのライブに行くことは、8月にチケットが取れた時から決めていたことだ。そもそもコロナ禍の直前の2000年2月に彼女たちを「発見」していらい、翌年2月の武道館に行くことを楽しみにしていたのだが、あえなくライ…

現役最強馬とは誰か?

競馬観戦歴がこの天皇賞秋でちょうど3年になった。耳学問(ネット情報)でいろいろなことを吸収してきたが、競馬ファンにとっての関心事に、現役でどの馬が一番強いか、ということがある。歴代最強馬という言葉もあるが、これは同時代にレースで戦っていな…

午後4時5分

午後5時15分に父親が自転車にのって帰宅する、その1時間10分前、子どもたちが家のテレビに我が物顔に群がっている時刻。 その時テレビから鳴り響いていたのが、「4時5分 ♪ 4時5分 ♪」の軽快なメロディーだった。「楽しくテレビを見るために~ 楽し…

テレビへのレクイエム

僕の子どもの頃は、父親がチャンネル権(これも死語だろう)をしっかり握っていて、他の家族にも見たい番組があるはずだと想像力を働かせたりする様子はまるでなかった。父親の世代では、中年すぎてようやく手に入れた高価なおもちゃを家長の自分が思い通り…

堀之内妙法寺を回想する

立正佼成会について記事を書いて、自分が佼成学園高校を受験したことを思い出した。半世紀近く前のそのころは、新宗教の活動は今よりはるかに活発で反感も強かったと思うのだったが、異物を排除するような過剰な拒否感はまん延していなかったような気がする…

安田記念を観る

競馬の春のシーズンが続いているので、毎週のG1レースを楽しみにしている。とはいえ、お金をかけるわけではないから、あまり知らない馬ばかりだと、そこまで没入はできない。お金という大切なものをその馬に賭けることによって、その馬を自分の分身化する…

動画で時間を溶かす

時期的に仕事がそれなりに忙しいので、家に帰ってからは、テレビ受像機で動画を見て、ボケーッと時間を過ごしている。午後6時前には帰宅できるという(若い頃からみたら)夢のような勤務なのだが、そこそこ疲れてしまい、夜の5時間くらいがあっというまに…

『競馬放浪記』 寺山修司 1989

今日は寺山修司(1935-1983)の亡くなった日だから、寺山の競馬の本を読む。寺山の忌日を意識したのは初めて。1983年の5月と言えば、よく覚えている。僕が大学4年生になって東経大の今村ゼミに通い出し、就職活動の足音が聞こえだしてきたころだ。テレビの…

名馬の引退

12日の京都記念に出走して競争中止になったエフフォーリアが、引退し種牡馬入りすることが決まった。 僕が競馬をリアルタイム(テレビ中継)で見始めたのが一昨年の天皇賞(秋)で、今から振り返ると、エフフォーリアがピークの実力を誇って圧倒的な強さを見…

競馬年間回顧

暮の有馬記念まで、生まれて初めて年間を通じて競馬を楽しんだ。テレビ観戦だが、リアルタイムで見るのは緊張感が違う。気になるG1レースは、画面の前に正座して見入った。スポーツ観戦にここまで力を入れたのは、本当に久しぶりだ。暮れにはサッカーのワ…

10月を振り返る

10月に入って、高村光太郎の「秋の祈」をずいぶん朗唱した。気分が高揚して、転機となる月だったのだと思う。 気候が良くなり、大井川歩きと歩きながらの聞き取りを、本格的に再開する。偶然が重なり、思ってもみない人から面白い話を聞かせていただく。月例…

競馬の本

昨秋に馬と出会ってからは、競馬関係の本はずいぶん買った。まず「本」から入るタイプなのだ。より正確には「積読」から入るタイプだから、買った本は拾い読みしたくらいで、読み通したものはない。 もともと好きな寺山修司の競馬の本も古書で何冊かあさった…

ウマ尽くしの一日

早朝、宗像大社に出かけよう思ったけれど、午後にはいくつか予定もあり、片道4キロメートルの道のりを歩いていく気持ちの余裕がない。それで、新しい自転車が家に来たのを幸い、その試乗をすることにした。天気が良く、鳥と花と田んぼを堪能しながら、ペダ…

映画『プリデスティネーション』を観る

2014年のオーストラリア映画で、公開当時にレンタルビデオを借りた記憶がある。妙に引き込まれるところがあって、また最後まで観てしまった。タイムマシンを使って犯罪を未然に防止する時空警察官である主人公が、不可解なパラックスを体験するという話。 面…

競馬G1前半戦総括

競馬の場合、前半戦というべきなのか、春競馬といっていいのだかよくわからないが、3月末の高松宮記念から毎週のようにあった中央競馬のG1レースが、6月末の宝塚記念で一区切りとなった。あとは地方の夏競馬をはさんで、10月からの再開を待つことになる。そ…

久しぶりにSF映画を観る

ワクチンの副反応で、関節痛がして体調がよくない。自宅で静養していても、本を読んだりする集中力がない。ふと思いついて、ネットで映画を観ることにした。映画のビデオなら特別な集中力がいらないし、体調の不調を一時忘れることもできるだろう。 ネットの…

踏み切ってジャンプウー!

毎週競馬の大きな大会(GI)が続いていて楽しい。ただ、やはり知らない馬ばかりだと面白くない。一度でもレースを見た馬や、名馬の評判の高い馬が出てくると見入ってしまう。下済みで苦労した馬や騎手が勝つシーンもあり、そうした物語が背景にあるといっそ…

流星号とマッハ号

ミニカーの整理をしていたら、実車のミニカー以外に、アニメのヒーローが乗る車のミニカーが二台あった。もちろん当時のものではなく、比較的最近作られたものだろうが、もっていることをすっかり忘れていた。 「スーパージェッター」は、1965年の1月から一…

『夢のあもくん』 諸星大二郎 2022

諸星大二郎さんの新作短編集が届く。しかも二冊も。とちらも全て初見の作品ばかりだ。諸星ファンならば、それだけで満足するべきだろう。しかも『夢のあもくん』の方は、僕の好きな現代の日常を舞台にしたホラーだ。 「給水塔」という作品がよかった。近ごろ…

春競馬

昨年秋から、突然競馬に目覚めた人生を送っている。 昨年の秋までは全く何も知らなかった仕組みなのであるが、競馬にはG1と呼ばれる大会があって、年間行事として開催時期と開催場所が決まっているのだ。3月末からは毎週のように、日曜日の午後にG1の大会…

馬の掲示板

馬名を検索すると、一頭ごとの馬のプロフィールやら戦績やらの記録が充実したサイトがあって、そこに掲示板がついている。 僕にも贔屓の馬があるから、その馬の掲示板をさかのぼって見るのは楽しい。 掲示板だから、熱烈なファンもいれば、アンチもいる。ア…

まどマギの別れ

職場の同僚のヘザーさんが、急に日本を発つことになった。ヘザーさんが、来日したのは6年ほど前で、僕とは仕事上特別なかかわりがあったわけではないし、この間3年以上職場が変わって顔を合わさない時期もあった。 ただ彼女が、アメリカにいるときから日本…

有馬記念とBAND-MAID

いよいよ有馬記念。といっても、たった一か月の競馬観戦歴しかないのだが。 初めてファンになったグランアレグリアが5歳牝馬だったので、同期の牝馬クロノジェネシスを応援する。一番人気は、3歳牡馬で日の出の勢いのエフフォーリアだが、自分がこの年齢にな…

生き返れ、マイル王!!

競馬関連の動画を見ていたら、たまたまこんな動画に出くわした。再生回数もわずかで、ファンが競馬場でレースを記録しただけの短いものだ。 ファンファーレが鳴ると、ああ緊張する、という撮影者の声が聞こえる。若くて人が好さそうな声だ。 先月に阪神競馬…

中央と地方 -小川未明小論

以前、松本清張の推理小説を読んでいる時、犯行の動機やトリックの背後に中央と地方との距離や格差が、圧倒的な壁として存在していることに気づいた。高度成長期までの日本でそれは当たり前のものだったのだ。 小川未明(1882-1961)の童話を読んでみると、…