大井川通信

大井川あたりの事ども

BAND-MAID vs. イクイノックス vs. 虚弱体質

旅行の予定日が近づいても、いっこうに風邪がよくならない。二日ほど出発を遅らせて回復を待ったが、もともと風邪をこじらせてしまう体質だし、家族の症状を見てもながびきそうだ。遅らせた予定日の前日にあきらめて、12月中旬の帰省に変更した。

BAND-MAIDのチケットは、海の藻屑になった。僕ではわからないので長男に転売の可能性をさぐってもらったが難しいようだった。もともと縁がなかったと思うしかない。ちょうど興味が減退している時期だったので、ライブに行くことの方がむしろ現実感がなく、ライブ配信をのぞいてみようと気にもならない。(ただし、ネットのコンサート回顧の記事を見てしまったら、30曲に及び充実したセットリストでライブの出来も上々だったと知り、やはり落ち込んでしまった)

出発予定の日に、一週間ぶりに勤務をしたが、やはり職場に行って帰ってくるだけで精一杯という感じだった。東京などとても無理だったろう。

東京競馬場の近くにいくことはできなかったが、テレビ中継でリアルタイムでジャパンカップを楽しむことができた。広い東京競馬場の2400mで、パンサラッサの大逃げと出走馬の実力差から隊列も伸びてまぎれがなく、美しい競馬だった。世界最強馬イクイノックスが桁外れの力を見せて、G1レース6連勝。3冠牝馬リバティアイランドも2着に入り面目を保ったが、底が見えた感じだ。

我が家の4歳猫九太郎と全く同じ日に生まれた昨年の2冠牝馬スターズオンアースも3着の健闘で僕も猫たちも満足だった。

テレビ観戦のあともすっきりした体調というわけにはいかなく、布団に潜り込む。やはり先立つものは体力というわけか。