大井川通信

大井川あたりの事ども

有馬記念とBAND-MAID

いよいよ有馬記念。といっても、たった一か月の競馬観戦歴しかないのだが。

初めてファンになったグランアレグリアが5歳牝馬だったので、同期の牝馬クロノジェネシスを応援する。一番人気は、3歳牡馬で日の出の勢いのエフフォーリアだが、自分がこの年齢になると、やはりベテラン勢に意地をみせてもらいたいと思う。

テレビ画面の前で息をつめて応援したが、クロノジェネシスは3着に破れ、評判通りエフフォーリアの勝利となった。同期の牝馬グランやラヴズオンリーユーのようには引退レースを勝利で飾ることはできなかった。無念。ただしレース後引退式を行うクロノが、弱い負け方をしなくて良かったと思う。

昨日はクリスマスで、ロックバンドBAND-MAIDの配信ライブがあった。コロナ以降は生活が一変したこともあって、以前ほど熱心に彼女らの曲を聞かなくなった。配信ライブも毎回のように観てきて、少し飽きてしまったところもある。

気持ちがのらずに時間ぎりぎりに申込をして、少し遅れて視聴しはじめたが、その内容に驚いた。今回はアコースティックライブのために、いつものメイドのユニフォームではなく自然な私服で、楽曲のアレンジもすべて新しかった。このため、彼女たちの作曲能力や表現力、演奏技術の高さをストレートに受け取ることができた。チームワークと人柄の良さは相変わらず。

僕は音楽のことは詳しくわからないけれど、今回のライブは表現として嫉妬してしまうほど素晴らしいものに思えた。アーカイブが視聴できる今週中は繰り返す聴くことになるだろう。