大井川通信

大井川あたりの事ども

大井川歩き(書く方法論)

地元の伝説をどう理解するか

梅野論文から学んだ「伝説」生成プロセスのモデルをもとに、大井川周辺の伝説理解のラフスケッチをメモしてみよう。 このモデルは、①出来事 ②物語 ③記憶装置 ④再解釈 の四つの要素から成り立つ。 まず、ヒラトモ様。①出来事:幕末に伝染病等の村の危機が発生…

「宗教対話」のテーマを絞る

「大井川ガイドブック」のテーマは、すでに書かれたものを分類することで絞られるから容易だが、「宗教対話」のネタはまだ十分に書き溜めていないので、それができない。だから正面から取り組もうとすると、よくわかっていない内容だけに、格好つけただけも…

『宗教対話(暫定版)』を構想する

先に『大井川ガイドブック(暫定版)』を構想した。その内容をレジュメにして、吉田さんとの勉強会で検討を加えてもらった。自分としては斬新なアイデアのつもりで、思い切った方針を打ち出したつもりだったのだが、そうでないことを吉田さんから教えられた…

『大井川歩きガイドブック(暫定版)』を構想する

・膨大な労力と意欲を必要とする書下ろしではなく、この10年間で書いてきた文章を、分類・整理し、パッチワークのようにつなぎ合わせることで、原稿の大本をつくる。既往のものを活かすことを、大原則とする。 ・このため、一つ一つの文章には、視点や認識や…

聞き書きを整理する

3月末に金光教研究を決意して、4月に研究のプロである知人に相談した。それで、今までの自分に、執筆に関して業績らしきものが何もないことに気づいた。「作文」を書くことに開き直ってきたからだ。 僕がこの10年ばかりの間、ライフワークと思って実践しつつ…

4つに絞る

昨年あたりから、ようやく自分なりの生活の地図を描くことができるようになった。昔から読書や考え事のときに図を使って考えることはしてきたが、それを自分の生活の指針とするまでには至らなかったのだ。 直接のきっかけは、定年による生活の変化とコロナ感…

近所を歩くということ

大井川歩きを自覚的に始めたころ残したメモがあるが、ベンヤミンの名前は出ていない。けれども、あえて名前をださなくとも、彼の考えや感覚は自分のみについてしまっているともいえるかもしれない。 過去のガレキの山の中から、過去の断片を拾い集めて救済す…

4年間、書き続ける

2017年の10月から、ブログを毎日書き続けている。実際には、記事が遅れることはあるのだが、日にちを空けずに4年分の投稿を続けてきた。ブログ自体はその年の1月から始めていて、何をどういうふうに書くのかで試行錯誤を続けてきたのだが、それが軌道に乗っ…

中心軸を探り当てる

コロナ肺炎の闘病で自分なりに覚悟が固まったと思ったが、退院後一か月過ぎたあたりから、(おそらくは)治療薬ステロイドによるドーピング効果が消えて、頭と身体の働きが鈍くなってしまった。後遺症の倦怠感や疲労の影響が、遅れて出たのかもしれない。 不…

勉強会とフィールドワーク(大井川歩きの方法論)

今月の勉強会のレジュメは、いつものようにこの一か月で書いたブログの記事から3つをピックアップして、A4二枚にまとめる。4月10日の「大井で『武蔵野』を読む」、4月19日の「幼児の記憶」、4月21日の「我が家の屋敷神」の三本の記事を選んだ。 手前みそだが…