大井川通信

大井川あたりの事ども

村の賢人とコメダ珈琲で会談する

休日の日程が立て込んで、二カ月近く原田さんと話ができていない。朝コメダ珈琲に入ったら、案の定原田さんがモーニングを食べて新聞を読んでいた。おそらく賢人は毎日コメダに来て、朝食を食べ、店のWi-Fiでインスタの作業をしているのだろう。

ちなみに僕は、朝一番ならジョイフルの近隣の3店舗のどれかであることが多い。設備面や店員の対応、食材の盛りなどに若干の違いがあるので、その日の気分によって行く店を決める。ランチで混む前に出て、もし午後も頑張る気力があるときは、蔦屋のタリーズコーヒーに向かう。コメダでは、モーニングが割高で少量になるが、新聞が読めるメリットがある。

席を移動して、短時間でお互いに近況の報告をする。賢人は、元ヤマギシ会のグループやマルチ商法で悪名高い会社のグループ相手にも「詩を食べる店」を実施するなど、相変わらず雑食で食欲旺盛だ。フランス在住の息子さんのつてで、海外進出の予定もあるという。

僕の方は、大井川歩きの「論文」の末尾には、安部公房の小説を感想を経由して、ぜひ原田さんの種紡ぎ村の話を入れたいという話をした。

賢人が帰ったあとも、僕はしばらく本を読んで、11時頃に店を出た。