大井川通信

大井川あたりの事ども

ジョイフル復活

地元で落ち着いて本を読む場所といえば、以前はジョイフル一辺倒だったが、今は、スーパー内のタリーズコーヒーが主で、ガストやコメダ珈琲も利用するようになった。ジョイフルには24時間というアドバンテージがあり、気をつかわずに長く居られる良さはあるのだが、施設面やスタッフの体制で見劣りする。そこは仕方がないと思うが、近ごろは本業の飲食の面で迷走している感がある。

一時、シンケン(真剣?)ハンバーグという冗談みたいなメニューができたと思ったら、すぐになくなってしまった。モーニングメニューが高額化したのに、投げやりな内容で、正直美味しくない。(ガストの方がはるかに丁寧な調理でしかも安い)休日の早朝利用することの多い僕の足が向かなくなった一番の理由だ。料理の専門家でもない人気動画配信者の広告をでかでかと出し続けるのはどうしたものか。

そんなジョイフルに久しぶりに入ったら、モーニングメニューが一新している。以前のいつでも注文できる貧相で高いメニューではなく、朝の時間帯に限った安くて特別なメニューだ。300円程度の料理も洋食、和食でそろっており、僕は卵雑炊を注文した。これならいける。

そんなわけで、僕は朝から機嫌よく読書をして、家に帰ってから、今書いたようなことを得意そうに妻に話した。すると、彼女はいっこうに興味を示さず、遠くを見るような目をして切り捨てる。「またスケールの小さな話をしだした」