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大井川通信

大井川あたりの事ども

夢中の教育論

夢の中で、見知らぬ校長と話をした。大学受験の話題で自分より一歳年少だとわかる。校長は友人との毎週の勉強会も欠かさないという勤勉な人で、さっそく僕は問いかけてみた。今の公教育の問題点は何ですか?・・・常識的な彼の答えに、僕は反論する。現象の説明はそうでしょうが、困難の本質は別にあると思います。それは本来多数の子どもを一人の教師が相手にする、一対多数のコミュニケーションであり、うまくいくほうが不思議ではないでしょうか。しかも、扱いやすい一部の子どもを相手にすればよいのでなく、すべての子どもを対象にしないといけません。

目が覚めて驚いたのは、夢の中にもかかわらず、シラフとほぼ変わらない議論をしていたことだ。夢の中では、事物も言葉もひどくゆがんでいる方が普通なのに。

この一年間、とびきり優秀な若い教師の友人と百通ものメールのやりとりで、教育や学びについての議論を尽くした。上記の教育論は、なんども論議の俎上にかけ、自分の中で納得と確信を深めたものだ。だからこそ、バリアを突破して夢の世界にまで貫通し、そこでも同じ姿を現したのだろう。