大井川通信

大井川あたりの事ども

2020-10-27から1日間の記事一覧

『彼岸過迄』 夏目漱石 1912

読書会の課題で読む。日本文学の中で、漱石と村上春樹だけは、ちゃんと読んでおきたいとぼんやり考えていた。前者は、柄谷行人や佐藤泰正先生らの漱石論があるためだし、後者は親しい安部さんが好きだからという理由からだ。 自分の感想を作ったあとで、柄谷…