大井川通信

大井川あたりの事ども

2022-12-09から1日間の記事一覧

『二百十日』 夏目漱石 1906

漱石の忌日だから、出勤前に文庫本の棚をのぞいて、文庫で70ページ程度の短い小説を読むことにする。今年は漱石の評論の射程の広さ、深さに驚いたこともあり、漱石の主要作品は読み通してみたいと考えていたところだった。そのきっかけにしたいと思う。 『二…