子どもができて、結婚することになった。相手の実家にあいさつに行くと、相手の父親が少しルーズな人のようだった。僕に10万借りたらしい。（ここは自分事なのに、なぜか経験したことではなく伝聞したことになっている）
そのお金で父親は好きなガンプラを買いに行ったみたいだ。結婚相手にそのことを言うと、すぐに返すと言っているのだからいいじゃない、と取り合わない。相手の家族はどうやら父親に甘く、なんでも許してきたようだ。
僕は正直に彼女に言った。今回はがまんできてもいずれ父親とは衝突するだろう。そんな爆弾を抱えたまま結婚生活に入るわけにはいかない。それで少し会わないようにした。
しかし、考えてみればすでに子どもが生まれているのに関係を解消するわけにはいかない。経済的には余裕があって、結婚生活が立ちいかなくなることもない。結婚ですべての条件が理想的なわけにはいかないだろう。
そのなとき職場の部長から電話があった。やはり僕たちのことを心配してくれているようだ。僕は自分さえすべてを受け入れれば大丈夫なことに気づき、部長には問題がなくなったとはっきり返事をした。さて、彼女に何と言おうか。
（結婚相手、部長とも実在の人物で容姿も現実と同じというレアな夢だった。もちろんそれぞれの人物との関係性はまったく違う）
