大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(同期会)

会社の同期会に参加しようとしていた。場所は本社のビルだが、工事で入口の場所が変わっている。幸い見覚えのある同期の女子社員がいたので、いっしょに開始時間ギリギリで会場に飛び込んだ。

広い会議室のようなところで、テーブルには皿盛りで料理が並んでいる。同期たちは、思い思いにグループを作って話し込んでいる。見覚えのある顔もあるが、名前までは思い出せない。(僕が実際に最初の会社を3年で辞めてから、すでに30年以上経っているから同期の記憶があいまいなのは無理はないのだ)

仲間から離れて座っている話しやすそうな同期に声をかけてみると、彼は熱心に今の仕事のやりがいを語ってくる。

僕はこの時、新卒で入社した今の会社を辞めようとしていた。それで、気の弱そうな同期にそのことを打ち明けてみた。僕も仕事が好きなわけではないけれど、他にいい仕事がないからと彼が言う。どんな分野に転職するつもりなのか、次の会社は決まっているのかと聞かれて、まるでプランのない自分に正直不安になる。

コロナの影響なのか、宿泊もなく、同期会は日帰りでお開きになった。できるだけ他の同期に顔を合わせないように、いちはやく会場を出て駅に向かっていると、おそろいの明るい色の制服を着た女子の一団がいて、その中に、地元の幼馴染の顔が見える。

小中高まで一緒だった人だが、会社まで同じなのかと思って声をかけると、彼女が会社にすっかりなじんでいる様子なのが意外だった。