職場近くの都市公園で昼休みの散歩をしていると、シュッとしたシルエットの高貴な感じの犬を散歩させている若い女性がいる。ピンと立った紐のように細い尻尾が印象的で、可愛らしい洋服を着せている。
思わず名前を聞くと、「イタグレです」という返事。思わず聞き返すと、イタリアングレイハウンドという犬種だった。イタグレの通称で通っているようだ。
シルエットからかなり大きな犬に出会ったイメージがあったのだが、調べると体重が5キロに満たない小型犬だったのが意外だった。
先日は、地元でボルゾイ連れの人に声をかけたばかり。田舎ならともかく、都市公園で見知らぬ人に話しかけることははばかられるが、ペット連れだったり、地域猫や池のカモにエサをあげていたりする人には、動物を話題にすれば関係がつくりやすい。
動物は人と人とをつなげる触媒にもなりうるのだ。