大井川通信

大井川あたりの事ども

痛みとともに生きる

昨年11月からは、しつこい風邪に悩まされた。咳と淡と鼻の炎症がすぐにぶり返す。検査では一応陰性とはいえコロナだったかインフルエンザだったか、直前にうったコロナワクチンの副作用だったかわからない。年齢による衰えも含めて複合的なもののような気がする。今でも軽い症状は続いている。

年が明けて、まず腰痛に襲われた。これは30代の頃からの持病のようなもので、ときどき整骨院のお世話になる。ただし近年は、普通の軽いぎっくり腰ではなくて、坐骨神経痛らしき痛みがやってくることが増えた。お尻の奥の足の付け根あたりが痛くなるもので、痛みの部位が移動するのが特徴。今回もそれのようだが、幸いにも1週間ほどで収まってくれる。

ところが腰痛の終わりがけに、今度は歯痛に襲われた。バファリンでごまかすが、これは耐えきれない。現在も歯医者で治療中だ。

今月に入って、突然全身のかゆみにおそわれる。手首から肩、背中やお腹、太腿から足先まで。痛いのもつらいがかゆいのもつらい。コロナ入院中のステロイドの副作用以外こんな経験はない。タイミング的に銀歯による金属アレルギーを疑ったりもした。

かゆみは一週間程度でほぼおさまってくれたのだが、その後半、こんどは突然右足先の親指の付け根近くが痛み出した。おそらく痛風だろう。昨年の一月にも痛風があったが、その時は二日目の午後には痛みが消えた。少し足を引きずるくらいで、今回も二日程度でおさまった。

痛みやかゆみではないが、昨年の夏前くらいから頻尿で夜中に起きる回数が増えている。ひどい時は2時間おきに起きていたこともあった。夜に水分を控えることで多少改善しているが、昼間に眠気を催したりの悪影響が出ている。眠りが浅くなって、夢を多く見るようになったという副産物はあるが。

いずれにしろ、ガタのきた頭と身体をだましだまししながら、歩みを進めていくしかあるまい。