大井川通信

大井川あたりの事ども

ブログが追いつく

このブログを書き始めたのは、2017年の1月からだが、記事を毎日更新するようにしたのは、その年の10月からである。だから、今月でちょうど丸4年、毎日記事を書いてきたことになる。

当初はブログの仕組みや機能もよくわかっていなかったので、とにかく生真面目に当日分をその日の内にアップすることを目指していた。それを余裕をもって行うためには、少し記事を書きためておいたほうがいい。

その後の初めてのピンチは、翌年の6月に突然母親が亡くなったときだった。東京に戻って一週間くらいは葬儀の手続きや後始末に忙殺される。精神的な負担も大きい。しかし、この時も事前準備の記事や、スマホで即興の思いを書いたりして乗り切った。

やがて、記事が少し遅れても、あとから日にちの設定を自由にできるから連続更新の体裁は整うということに気づいて、だいぶ精神的に余裕がもてるようになる。ただし、あまり遅れると取り戻すのが難しくなる。

今年の新型コロナ感染症の闘病では、ホテルと病院で20日以上家をあけて、記事をかける状況ではなく、継続には最大のピンチだったかもしれない。ただ、闘病期間中はある意味ネタの宝庫だから、その記録の意味もこめて、退院後に大量の記事を書き埋め合わせることができた。

それでも退院後の不調などもあって、記事の日付は一週間ばかり遅れた状態が続いてきた。これだけ続けてくるとブログの内容や更新状況は、僕の好不調のバロメーターになる。8月の後半から徐々にやる気を取り戻して、ひさしぶりに当日の記事を当日に書くという原則(下書きなのでアップは少し遅れるが)に戻ることができた。

ブログが遅れると、どうしてもブログが義務となりそれをこなすことが目的となる。それを書くことで満足してしまう。しかし、実際には、ブログは生活を切り開くための補助手段であり、生活にリズムを打ち、生活の中でモノを考えるための道具にすぎない。

僕には、これからこなさないといけない目標と仕事がある。連続5年目を迎えて、しっかりとブログを道具として使いこなしたい。