2023-05-24から1日間の記事一覧
僕にとって、荒川洋治(1949-)の名前は特別だ。学生時代に、現役の若手の詩人の中で、圧倒的な言葉の力を感じさせられた存在だからだ。いろいろ読みかじってはみたが、処女詩集『娼婦論』(1971)の早熟の天才ぶりには、言葉を失うしかなかった。この原体…
僕にとって、荒川洋治(1949-)の名前は特別だ。学生時代に、現役の若手の詩人の中で、圧倒的な言葉の力を感じさせられた存在だからだ。いろいろ読みかじってはみたが、処女詩集『娼婦論』(1971)の早熟の天才ぶりには、言葉を失うしかなかった。この原体…