大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(テープ起こし)

今の仕事の関連の夢をはじめてみた。

今日中にテープ起こしをしないといけない案件が二つあることに気づく。早朝飛び起きてさっそく作業を始める。ただし、現実の世界同様、パソコン入力も不器用で思うようにすすまない。ややぞんざいな喋りの文言をどうなおして文章化するかも、やっかいだ。一つ目は、お茶菓子をめぐる対話という(今考えれば)へんなものだ。

一時間の対談をまとめるのはその何倍もかかるだろう。職場に電話をして在宅勤務に変更してもらうが、間に合うだろうか。

夢が進行していくにつれ、なんとなくこれは夢ではないかという気づきが生まれてくることがある。今回もそうだった。

こんな大変な状況に陥っているのは夢だからではないか? 夢がさめれば、きっと状況はもう少し楽なはずだ。実際はテープ起こしも一本だけでいいのではないか。しかし、その時も、課題がまるでないなんてことは少しも思わなかった。

目が覚めて意識がはっきりしてくると、実はテープ起こしの課題なんて幻想でまったく存在しないことに気づくのだが、不安を完全に消すまでには、しばらく時間がかかった。

大学受験の夢。学年末試験の夢。何かに追われる夢。夢の中で手に負えない課題に追われて脂汗を流すというのは、よくある夢のパターンだ。状況がどんなに理不尽であっても、その中にとらわれた渦中において、課題の存在自体を疑うことはできない。今回の夢であらためてそれを了解できた。