大井川通信

大井川あたりの事ども

試験当日

試験会場は、九州産業大学。先月は北九州市立大学だったけれども、大学のキャンパスや校舎に入れるのは、学生に戻ったようで気分的にもリフレッシュできる。JRの車中でテキストに熱中したあまり一駅乗り過ごしてしまい、タクシーで大学に向かう羽目にはなったが。

午前中の学科試験の60問は、正誤問題の二択と三択問題。選択肢の絞り込みが容易なので、しゃかしゃかと一時間で教室を退出する。受験生は、就職準備のためか学生がやはり多い。

雨の中、少し離れたモールまで歩き、サイゼリアの席を取る。案の定、少し遅れて受験者と思しき一団が行列をつくったが、ここは譲るわけにはいかない。追加注文をしながら、一時間半直前勉強に使う。

午後は、同じマーク式試験とはいっても、事例に基づく「実技試験」だ。テキストから実技の過去問を選んで付せんをはっておいたので、その見直しだけを急ぎ足でする。前日思いついたこの実技対策はよかったと思う。午後の試験でも解答に困るようなことはなかった。

家にかえってホームページの模範解答で採点すると、ほぼ80点。合格ラインが60点なので安心する。先月の試験も、合格ラインが70点の中、自己採点はほぼ80点だった。違った難易度と内容の試験でも、最後は8割の結果にもってくるとは、一種の名人芸ではないかとうぬぼれる。冗談だが。

夜は、ぼけっと競馬の動画などで時間を浪費してしまう。この解放感も得難い経験。