大井川通信

大井川あたりの事ども

パソコンを購入する

かねてから情報弱者を抜け出したい、という思いがあるが、なかなかうまくいかない。今年に入って、スマホを最新のアイフォンにかえたが、結局今まで通りの使い方しかしていない。必要があってラインだけは入れたが、全然活用していない。

おそらく原因はここにあるだろう。導入した機材に及び腰で、活用を広げようとしないのだ。携帯もパソコンも一般的でない時代に、ザウルスという日本製の携帯ツールが発売された。安くはなかったが購入して、結局ほとんど使わないままに終わった。5年前に便利だろうと手に入れたタブレット端末も今も新品のままだ。

とにかく、ハードもソフトも使いまくらなければダメなのだ。いくら遅きに失ししても、フェイスブックツイッター、インスタもラインもデビューしないといけない。ソフトもアプリもデータもクラウドも恐れてはいけないのだ。

幸い職場では、必要に迫られてICT技術を使いこなさないといけない。3月にはホームルータの導入手続きをした。様々な業務用のデータも、前任者の更新だけしていればいいというわけではない。

ところで、7年目のノートパソコンの調子が低下に一途をたどっている。昨年くらいからブログの更新が遅れ気味なのは、すでに文書の入力すらおぼつかなくなる時があって、それにうんざりしているためでもある。三月には、知人とのオンライン会議にもとうとう入れなくなった。安部さんの文集の編集作業もある。これはまずい。

ということで、重い腰を上げ、パソコンを買いなおすことにした。それで量販店に言って、お店のおすすめの札のあるノートパソコンを、店員の若干の説明を聞いただけで、即座に購入してしまった。苦手なジャンルの課題は手早く片付けたいのだ。昨年から始めたカード払いによるショッピング。やはり不思議だ、どうもなじめない。原始人か。

本当は、モバイル型の小ぶりのパソコンをカフェで開く姿にあこがれていたが、主力のパソコンの更新だから、どうしても保守的になり似たようなサイズになった。それでも若干サイズも重量も小さくなる。

初期設定が恐怖だが、さすがにいくら情報弱者とはいっても、30年間毎日パソコンを開いている事務屋だから、なんとか使えるまでにはなった。いやできて当然だ。えへん。

それで今、とても快適にブログの原稿を書いている。ただし、上述したように、情報弱者からの脱出のためには、ここからが肝心なのだ。一日一つでいいから、情報とネットの広大な世界に、新たな一歩とチャレンジを刻み続けるのだ。できるぞ自分、すごいぞ自分。