大井川通信

大井川あたりの事ども

次男の子育て(職業能力開発校試験)

9月から次男にハローワークの失業給付がでるようになった。もともと給与が低かったから、基本手当の割引率が低く、働いていた時とさほど変わらない給付がでる。うれしい反面、微妙な感じではある。また、給付額が多いので、僕の健康保険の被扶養者の収入限度額をこえてしまい、あわててそ非該当の手続きをする。

手続の終了通知が届けば、本人を連れて市役所で国民健康保険の加入手続きをしないといけない。保険料負担が生じるがやむを得ないだろう。

そんなことをしているうちに、障害者職業能力開発校の試験日がやってくる。三回に時期を分けての選考試験の初回で、次男のコースの受験者は2名だ。面接の課題も事前に考えていたから、落とされることはないだろう。

親の面接のときに、気づきがあった。面接官はさすがに専門知識が豊富でたのもしい。自動車免許があった方が、仕事の幅は広がるという。この言葉が背中を押して、躊躇していた運転免許にチャレンジすることにした。

たしかに運転のリスクを考えれば、免許を持たないという選択肢の方が安全に思える。ただし余裕のある今の時期が取得の絶好の機会ではあるし、家で無為に過ごすくらいなら前向きに新しい体験を求めることは大切だ。免許は、社会的にも評価され本人の自信になるだろう。取得したうえでリスクを抑える対策を考えるほうが建設的だ。

運転や交通法規の勉強は交通安全意識を高めて、今後起こる可能性のある歩行時の事故のリスクを下げるかもしれない。何が幸いするかはわからないのだ。

母親が昔通った地元の教習所に説明を聞きに行き、入学するには裸眼の視力が低すぎることに気づいて、その足ですぐに初めての眼鏡を作りに行く。

すこしずつ、次男のまわりの世界が動き始める。