大井川通信

大井川あたりの事ども

スーパーのお惣菜を歩きながら食べる方法

詩歌を読む読書会で、僕が注文した焼きそばを食べていると、隣に座った新メンバーのYさんが、ずいぶん食べるのが早いと驚いていた。60年代の貧しい時代に育ったから、目の前の食べ物を素早く取り込む習慣があるんですと言い訳したけど、Yさんは納得していない表情だった。

とにかく僕は食い意地がはっていて、人からそれを指摘されることが多い。万年ダイエット中だから、間食は禁止のはずなんだけれども、ついついその禁をやぶってしまう。街中などで歩きながらコッソリ食べ物を食べるのが、昔から大好きなのだ。

今は電車通勤になったから、帰宅途中、駅のコンビニで棒状のサラダチキンのパック(一応カロリーの低いものを選ぶ)を買って、エレベーターでホームにつく前に、口の中に押し込んでしまう。コロナ禍のマスク着用のおかげで、あとはむしゃむしゃ食べていてもそんなには目立たない。

駅を降りて、スーパーによると、こんどはお総菜コーナーの揚げ物が気になってくる。今度はカロリーなど気にしない。しかし、お総菜はプラスティックのパックに入っているので、歩きながら開いて食べにくし、間食の証拠物件であるパックをもって家に帰るのは気が引ける。

そこでこんな方法思いついた。レジのあと商品を袋詰めする台の上で、お総菜の中身だけを薄いビニール袋(ロール状に設置しているもの)に移して、パックをゴミ箱に捨ててしまう。ソースやたれをビニールの中でまぶすこともできる。

あとは歩きながら、手のひらに隠しもったビニールの口から、お総菜を一つ一つ押し上げて食べていけばいい。手も汚さないし、見た目(?)もよく、食べ終わったあとゴミにもならない。まずは、餃子のパックで試してみたのだが、実に美味で快適だった。

とはいえ、こんな乱れた食生活をしていては、健康が危うい。この食べ方は一家相伝の秘法にとどめておかねば。

 

ooigawa1212.hatenablog.com