大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(たまった仕事)

夢の中でも、僕の仕事は、数年で転勤を繰り返す事務仕事だった。ふと思い出すと、どの職場にも、やりきれなかった仕事が密かに残っている。それぞれかなりの分量で、発覚したら責任を追及されるだろう。冷汗がでる。

こうなってしまったのも、やりたくない仕事をあと回しにして、ずるずると時間を無駄にしてしまう自分の性癖が原因だろう。計画をたてて毎日少しずつやればいいのだが、と反省する。ただ、今までできなかったことが今さらできるわけもないという諦めもある。

ここで不意に(見慣れない家だが自宅だろうか)二階に上がる。二階には猫が5匹いて、どういうわけだがこの内の1匹にペットフードをあげることが、たまった仕事の一つという設定に変更されている。僕はその選ばれた猫にエサをあげて、かわいそうだから他の猫にも分けてあげた。

意外と簡単に一つ目の仕事が片付いたのでほっとする。このペースでなんとかがんばろうと思ったところで目が覚めた。

目が覚めたばかりのときは、たまった仕事が心配だったが、過去の職場をとっさに振り返ってみても、幸いなことに実際は残した仕事があるわけではない。ああそうだったと安心する。現実に戻れて心底よかったと思う。

 

※僕が実際に仕事をためて痛い思いをしたのは、新卒で入った職場(これは大失敗)と転職後の二つ目の職場(小失敗)との20代の頃の出来事だ。それ以降は、さすがに自分の弱点を何とかカバーしてやりくりしてきた。それでもいまだにこの手の夢から逃れることはできない。