大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢をみた(酒場とレンタカー)

丘陵を切り開いた工事現場のような場所だが、大きな木造の建物があって、にぎやかな酒場が営業している。女の人もたくさん働いているが、客層は、場所柄、荒くれた様子の労働者が目立つ。

土がむきだしの駐車場にはトラックが並んでいるし、キャッチボールをしているものもある。西部劇の登場人物のような衣装の人もいる。向かいの土手の上で三々五々作業している人たちは、異国の人ような風貌をしている。

僕は、なぜかこの酒場になじんでいた。仲の良いお客もいたし、女性たちの受けもよかった。お店を出るとき、立派な黒塗りのバンを呼んでもらったが、自分で運転したから、タクシーではなくレンタカーだったのだろう。(夢の世界でも僕は下戸だったようだ)

僕は、せっかくこんないい車を借りたのだから、ゆっくりドライブしようと、商店街の中に車をとめたり、海の見える夜の街に足を伸ばしたりした。

ところが、次の機会にこの酒場に出かけて、前回の請求書を受け取ってみると、飲み代は1万円くらいなのだが、車代が6万円になっている。なんでも10分いくらという値段設定で、帰るだけなのになんでこんなに費用がかかったのだろうとお店でも話題になっていたらしい。

僕もびっくりして料金を確認したが、あまりごねたらお店の人たちから嫌われてしまうからと、あきらめて支払いをした。