週末、妻に電話を入れる。「今週やっと終わったから、帰りジョイフルに寄ってきていい?」「いいよ」 ジョイフルでは、いつでもドリンクバー付きのモーニングが注文できる。ワンコインでモーニングを注文し、ドリンクバーを飲み継ぎながら、好きな本を読んだり、物思いにふける至福の時間。普通のおじさんなら、居酒屋とか焼き鳥屋なのだろうけれど。
昨年、東京に帰省した折に赤坂に小劇場の芝居を観に行った。時間調整で吸い寄せられるように入ったお店は、やっぱりジョイフル。ここでもモーニングを注文すると、料金は全国均一で、当時の最安値は400円弱。相当地価や賃料は高いはずだが、大丈夫なのかジョイフル。
国会の質疑で、心無いヤジをとばしたという記事を見て、ジョイフルの経営者が自民党の代議士になっているのを知る。禁煙を訴える肺がん患者に対してだ。そういえば、ジョイフルの禁煙席は、入って右か左かで分けているだけで、かなりいい加減だ。もう行ってやるもんか、と一瞬思う。
昔から、安かろう不味かろうというイメージのあったジョイフル。今年になって「しんけんハンバーグ」という商品を主力にして、価格帯を引き上げている。確かにそれまでのハンバーグに比べてかなり美味しくなったが、しかし、今までは「真剣」に作ってなかったのか。それはどうなのか。
年長の友人と、いつものようにジョイフルで会おうとすると、今回は別のカフェにしようと言われる。奥さんから、いい年をした男二人が、ジョイフルでお茶を飲んだりするのはみっともない、と忠告されたらしい。そういうところなのか、ジョイフル。
昨年10月から、毎日書くことに決めたブログも、今日で一年。気ぜわしい日常の中で、思考する時間と空間を提供してくれたジョイフルに多謝!