大井川通信

大井川あたりの事ども

「登録販売者試験」を申し込む

来年度から介護を仕事にするために、まずは「介護職員初任者研修」の受講を申し込んだ。10月から11月にかけて、土日を利用して13日間にわたる講座だ。一カ月半ほど土日が終日つぶれるのだから、意外と大変かもしれない。ただしこれは真面目に受講さえすれば、修了試験は難しくないようだ。

次男が高校卒業時の3月の春休みに、この研修を受けている。同じ職種で次男の後輩になるのだから、しっかりやらなければ。まったくの素人として一から新しい仕事に取り組むのだから。

こういう進路を決断した背景には、「身体」についての関心や知識が自分には根本的に欠けている、もっと「身体」に関わってみたい、という思いがあった。ただでさえ不器用な上に、年齢も重ねている。少しでも次の仕事の役に立つような勉強を今のうちにしたいと思って探してみると、薬局での販売にかかわる「登録販売者試験」というものを見つけた。薬や身体、法律に関する出題があって、難易度もさほど高くはないようだ。

薬についても、従来まるで関心がなく、医者の処方どおりで飲むだけだったが、コロナ肺炎の治療で薬剤の大切さというものが身に染みた。お年寄りとかかわる仕事でも、薬の知識は役立つこともあるだろう。

テキストをざっとながめているところだが、漠然と知っていた知識が整理されていくのは面白い。12月に試験があるのでまずは9月中にテキストは三回は回そうなどと、受験指導の自称セミプロとして、多少燃えているところだ。

来年度の「転職」をスムーズに行うために、できるだけの準備をしておきたい。あと7ヶ月。まだまだやれることはありそうだ。