大井川通信

大井川あたりの事ども

クロスミ様に初詣

遅ればせながら、用山(モチヤマ)のクロスミ様に初詣にでかける。お供えの焼酎の小瓶を持ち、クマ除け(イノシシ除けのつもり)の鈴をならしながら。

「昔、用山に悪魔が現れて・・・」

いつものように看板の由来書を朗読して、酒瓶を供えお参りをする。お堂脇に展望用のスペースが地元の人の配慮で整備してあって、そこから大井側の見晴らしを楽しむ。遠く北九州市皿倉山まで望めることに気づく。

二年前に新しく作られた青竹のベンチも、すっかり枯れた色になってなじんでいる。用山側の山道から降りると、道幅も広くなり階段状の足場もところどころあって、あらためて歩きやすいことに驚く。二年前の整備以降も、しっかり管理が行き届いている感じだ。途中二か所の遥拝所も、きれいに掃除されてお供えものもある。お参りの山道がとても気持ちがよくて、うれしい。

登り口近くの脇道の突き当りにも、ブロックを四角く積んだホコラがあって、これとクロスミ様との関連が分からなかった。しかしここにも他の遥拝所と同じような竹のベンチがしつらえてあるのを今回発見した。地元の人達にとって、クロスミ様と一体的に整備すべき場所なのだから、やはりここも遥拝所の一つと考えてよいのだろう。小さな発見は常にあるものだ。

手作り絵本「笠仏さま」の出来に満足した妻が、めずらしく新しい絵本の製作に前向きになっていて、クロスミ様の絵本はどうかと提案してくる。なるほど。これだけ人々から愛されている神様だ。きっと神様も喜んでくれるだろう。