大井川通信

大井川あたりの事ども

灼熱の夏(8月のまとめ)

今年の夏は、観測史上一番気温が高かったそうだ。日本の平均だそうだから、自分の住む地方に限定すれば必ずしも最高でないかもしれないが、とにかく暑かったことは間違いない。特別どこかに出かけたわけではないけれども、僕にとっては、今までにないくらいいろいろ詰め込んだ八月だった気がする。

そう思って、ここ何年かの手帳を取り出してめくってみると、どうして毎年の八月もそれなりに充実して活動している。一昨年までは仕事が「現役」だったから、夏の時期にはけっこう重い職務も入ってきていたのだ。

今年が特別なのは、全く新しいことを始めたからだと思う。詩歌の読書会、思想書の読書会、二人勉強会など恒例のメニューに加えて、地域のボランティア仲間との読書会をプロデュースした。本を読むことよりも、本を使った交流に重きを置くのは、僕には新しい試みだ。安部さんの文集の作成も大詰めで、本づくりの実際の作業に触れる事が出来たのも良かった。

さらには、杜人講座に参加して、風と水の循環の自然哲学の実践に触れることができたのは、大井川歩きを標榜する自分には得難い経験だった。ストレッチなど身体の整備にとりくみ、(老害騒動をのりこえ)大井川歩きを再開させるきっかけにもなった。

何より、行橋を二度訪ねて、思ってもみない出会いを通じて自分の生活と思想の軸が定まったのが大きい。そこから薄皮がめくれるようにいろいろなことがわかってきた。あたらしいふるまいが生まれてきた。