大井川通信

大井川あたりの事ども

こんな夢を見た(猫の失踪)

飼い猫の九太郎がいなくなった。アメリカンショートヘアみたいな黒白の柄の短足マンチカンだ。ふだんは車にのせることはないのに、なぜかドライブに連れて来てしまい、逃げられたようだ。

九太郎にはGPSがとりつけてあるようで、腕時計型の受信機で、九太郎のいる方角と距離が針と数字で表示される。

九太郎が逃げ込んだのは見知らぬ街の中のようで、その周囲に車を走らせると、針が示す方角は変わるのだが、距離がなかなか縮まらない。街の中に侵入すると、中心部は背の高い草がぼうぼうの草原だ。車を降りて草をかき分けて進むと、中心部は広場になっていた。どうやらここは猫の保護施設のようだ。

いくつかのプラスチックケースの中に、数匹ずつ猫が入れられているが、九太郎の姿はない。敷地の反対側に、巨大な金魚鉢(中心部が丸くふくらんだ例の形のもの)が二つ並んでいて、その中にたくさんの猫が押し込められている。

「猫は液体」と言われるが、なるほど、身体をくねらせてすきまなく詰まった猫たちは別に苦しそうでもない。その中を目をこらして探すと、上の方に九太郎の懐かしい顔を見つけることができた。

取り出してみると、九太郎は少し後ろ脚を引きずっている。どこかでケガをしたのだろうか。家に帰ってさっそく獣医さんに診てもらおう。後遺症が残らないといいと思いながら、その場を去った。

※これが初夢だと、ちょっと心配だけれども、実は12月にみた夢です。